第十三回目…遅刻のメカニズム (07.4.1)
最初に勤めた会社のタイムカードのラックの前に「5分前は遅刻同然」みたいなメッセージが貼られていました。
まあ9時始業だったら、9時に席に着くな、9時の始業時にすぐ仕事できるようにしておけ!という事なんでしょうが、草野球においても遅刻に対してはシビアでなければいけないと考えます。
草野球・草ソフトにおける遅刻のデメリット
・その場の全員に迷惑を掛ける(ベンチ入り人数によっては棄権試合の可能性もある。もちろん自チームのメンバー試合を楽しみにしていた対戦相手にも迷惑がかかる。)
・スターティングメンバーで出られず、自分の出場機会が減少する。
・アップをせず試合に臨むので怪我をする確率が高くなる。
・遅刻しまいと道中急いでしまい交通事故に遭う危険性が高くなる。
・人としての信用度が落ちる。
遅刻する人は何故遅刻するのか?公私共々遅刻癖のある複数名に尋ねたところ「時間の見積もり方が甘い」事に気が付きました。
遅刻しない人は到着時刻から逆算して待ち時間(乗り換え時間とか待ち時間)まで計算できるのに対して、そうでない人は純粋な移動時間そのものをイコールにしてしまいがちです。
遅刻をなかなかしない人の考え |
遅刻を良くする人の考え |
15時に約束
目的地まで所要時間1時間
駅まで10分
↓
駅で電車待ち5分
↓
電車で20分
↓
乗り換えだが乗り継ぎを余分に見て10分
↓
電車で20分
↓
駅から5〜10分
(駅出口や現地がわからないも加味)
と算段して家を13時40〜45分ぐらいに出る。
余裕で間に合う
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15時に約束
目的地まで所要時間1時間
駅まで10分
↓
電車で20分
↓
乗り換えで3分(実質)
↓
電車で20分
↓
駅から5分
と算段して家を14時に出る。
結果電車の時間に間に合わない、あるいいは乗り継ぎが良くない。
結果遅刻
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もしはじめて行くグランドでアクセスが不安ならば下調べもきちんとする必要があります。
早く着いて損する事は一切ありません。先に着いたメンバーと談笑する、アップを念入りに行う、キャッチボールが出来る、ゲームに気持ちを自分のペースでイントゥして行く...という事ができます。あと遅刻する人に共通して怪我も多くありませんか?
つまり早く来た人ほどゲームをより楽しむ事が出来るのです。
電車で言えば人身事故、自動車で言えば渋滞。ある程度は予測しても避けられない場合もまれにあります。そういう時にいつも普通に来る人は「大変だったねえ」と労われるかもしれませんが、毎回遅刻する人だと「またかよ」と見られかねません。
いずれにせよ両軍あわせて20数名がそれぞれの時間のやりくりを付けてグランドに集まる事です。勝敗以上にシビアになる必要があると考えます。
エラーや三振で罰金を取るぐらいなら、遅刻で罰金なりペナルティを取った方が良いと思います。 |