第十回目…会費、お金の問題 （05.1.4）

ソフトボールやら野球を活動して行く上でお金が掛かります。グランド代やらボール、公式試合などは審判を呼ぶのにお金が掛かりますので、会費で賄う事になります。

この会費徴収というのが難しいもので、どうしても各自の負担の少ない方少ない方という考えになります。その考えは間違ってはないのですが、昔その場にいたメンバーで折半とか月額というのをやってましたが見事に挫折しました。
理由は遅刻してくる、または早退するという事があると貰いそびれが多いからです。
あと良く見かけるのが夏場の飲み物をチーム会費からというパターン。それぞれベストな飲み物がある上消費量も千差万別、これは個人で負担した方が良いと私は考えます。

幽霊部員をなくす意味でも年会費にして、期日までに支払わない人はメンバーシップ失効というのが理想的ではないか？と思います。

その理由の一つに傷害保険の存在があります。
一番ポピュラーな傷害保険と言えばスポーツ安全協会の「スポーツ安全保険」があります。毎年4月1日から翌年3月31日までの間、プレイヤーの怪我をはじめ、例えばホームランやファウルの打球を外に居た人に当てて怪我させた、あるいは走行中のクルマに当てて壊したというものにも適用されます。
ボルメッツは革ボールを使ってるので怪我する確率も高いのでシーズンイン前に登録・休団・退団を申請して、会費を納めた人をメンバーシップとして扱い、会費を使って保険に加入しています。

例えば「僕らは軟式野球だから」 「ゴムボールのソフトだから」と無保険で活動しているチームさんも多いかと思いますが、正直あまりお薦めはできません。
野球やソフトは結構怪我する事（させる事）が多いスポーツです。
イレギュラーした打球で骨折した、ランナーと交錯した、外野でフライを追っていて衝突した、あるいはホームランやファウルの打球を外に居た人に当てて怪我させたという事がままにあります。
革ボールは確かに危険かもしれませんが、ゴムボールとて芯は革ボールと一緒でコルクだったりしますし、一概に安心はできません。
ゴムボールのチームでソフトをやってた時代でも、毎年の様に骨折や捻挫する選手が続出しました。

起きてしまった事は致し方ないですが、起こしてしまった後の対応を考えると無保険活動は言葉は悪いですが、社会的に無責任とも言えましょう。
草プレイヤーも平日は勤め人だったり一家の大黒柱だったりします。
楽しいスポーツで起きた事故が生活圏に及ぶ事がないよう、会費の公平な徴収と無保険活動の回避はレベルを問わずチームの命題とした方が良いと思われます。