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                 8月の中旬頃、東京地方は肌寒い位に涼しい日が続いた、この日も天気が危ぶまれていたが一転して猛暑。 
                  というか日差しが強烈で試合前からボルメッツはグッタリモード。しかも青山球場のベンチはアルミ製のため熱くて座れない。人工芝特有の照り返しと下からの熱も加わって厳しい戦いになる事が予想された。 
                  10周年記念試合シリーズ最終戦は最後の最後まで試合展開がわからない好敵手レンジャースとの一戦。前回は終盤で逆転負け。 
                  そんなこんなで試合開始。 
                   
                  ボルメッツは先頭の永関が内野安打で出塁。菊池のヒット、只津四球で満塁に、ここで小室、原田がタイムリーを放って3点を先制。2回も山口の2点タイムリー、垣内のタイムリーで3点、序盤で6対0。2点を返されるが3回に宇野のタイムリー、4回に永関のタイムリーで8対2。 
                  あれ?今日は行けるの?どうなの?いや何が起こるかわからない・・・と思っていたら案の定の4回裏だった。 
                  タイムリーをレフト線に運ばれ、垣内の落球&後逸もあって走者一掃、さらにセカンドフォースアウトにしたSF小松がゲッツーのフリをしたボールが手からスポッと抜けてしまい暴投、その間にランナー生還して6失点で8対8の同点に。 
                   
                  しかしここから頑張ったボルメッツ。その直後の5回表菊池の3塁打でチャンスを作ると、原田のタイムリーで勝ち越しに成功。 
                  そこからは藤本が鬼神の如く凄まじい投球(でも山なり)を披露。打った打球はことごとくショート原田のグラブへ。 
                  最終回も2回にホームランを打っているシン選手との対戦もなんとかピッチャーゴロに、その後エラーから一打サヨナラのピンチを迎えるが、最後は三塁山口が好捕してゲームセット。 
                  最後の最後まで何が起こるかわからないレンジャース戦はサヨナラのピンチを背負いながらも藤本が凌いで1点差ゲームを物にした。 
                   
                  10周年記念シリーズと銘打って戦った合計4試合は、3勝1敗で勝ち越して、なんとか記念シリーズに相応しい形で幕を閉じる事が出来た。 
                  暑い中ご苦労さまでした。  
                 
                文責・写真/小松 
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