山の中に入ったら涼しい・・・なんて訳は無く、天気がもってくれた分だけ暑いぐらいだ。
2年ぶりにやってきた新天城ドーム、みんなが気にするのはそのグラウンドコンディション。
もはやカーペットよりも硬い人工芝、昼食を食べてメンバーはその感触を確認・・・って、
ご飯食べ終わるの早っ!(・0・;)
私が瞬きする間にすでに食べ終わり、ここは柔らかいとかここは危ないとか足で踏んで手で触って確かめる。
ベースがいつもより短い塁間に設置。これはアンツーカーの無いところでは余計に危ないからだろうか。アンツーカーと人工芝の境目がめくれ上がったり、フェンスにある蝶番が壊れてグランド方向に飛び出してしていたり、果たしてみんな
が怪我しないで帰れるだろうか?
人数カツカツの中、先発マウンドの小松は序盤に1失点こそするも、相手打線の攻撃をかわす上々の立ち上がり。
どうも小松は連合軍相手だと序盤に失点しやすい傾向があるが、この試合はそれを最小限に喰い止める。
するとすぐさま反撃。
先頭打者は久々登場の田辺、見事な集中力でレフトへヒットを放つ。続く小室が倒れてランナー交代後、3番原田がライトへヒットで出塁。
さらに宇野の四球で1死満塁として5番・藤本が同点タイムリー。6番に入った久々出場の小手は倒れるも、2アウトから7番・永関が2点タイムリーですぐさま勝ち越し。
続く志村が内野安打で出塁。この間に3塁ランナーの藤本が生還して4点目。この後小松は倒れて3アウトチェンジ。
しかしこの逆転劇でボルメッツナインはヘトヘト。
相手チームが6人だったために、掛け持ちの大信田が連合軍へ。2ポジションを貸し出して、なおかつ攻撃時は審判も出さないとならず、スコアもつけなきゃ・・・となると全員休む暇なし。このハードさが功を奏したかボルメッツは2回3回に大量得点で一気に突き放す。
2回は敵失が3つあって合計で3人が帰り、小手のタイムリー3ベースで2点追加。さらに小松の2ランが飛び出して7点追加。
3回には小室・原田の連続3ベースで1点加えて烽火を上げれば、宇野がタイムリーで続いてさらに追加点。敵失で2点追加すると、田辺の内野ゴロの間に1点追加。さらに原田の3ランでトドメをさして合計9点追加する。でもメンバーはヘロヘロです。
4回にも永関が3塁打を放つと、内野ゴロの間に生還。5回は原田が3塁打にもなりそうな当たりの2塁打を放って塁上で喜ぶ。
スコアを見ると、なんと気が付けばサイクルヒットを達成していた。そうそう出来る芸当ではないだけにこれにはビックリ。さらに宇野のタイムリーが続いてさらに1点追加。
先発の小松は9人守備のハンデも最小限に、3回と4回に1失点するが5回3失点と上手くまとめる。
相手打線の目が慣れて終盤は打ち込まれるが、その熱投ぶりに打線が最終盤にもうひと押し。
1アウトから田辺の四球を足がかりに原田、宇野の連続タイムリー。小手の2点タイムリーと永関のタイムリーで追加点。さらにピッチャー小松自らタイムリーを放って合計7点追加。
最終回も小松が締めて9失点完投。
そしてボルメッツベンチには28得点した代わりに、温泉で拭いきれるか解からないほどの疲労がドップリと溜まったのでした。
さて、もう一試合!(>_<)。
文責/志村 写真/小松
監督談話/
こんなに疲れた勝ち試合は今までなかった...
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