埼京スティーラーズが今季ESSA初の棄権試合の為、急遽日暮里選手が助っ人に入る連合軍形式で行われた練習試合、棄権試合での勝利にいまいち消化不良のボルメッツが手負い状態の埼京に襲いかかる。
初回2番菊池の二塁打からはじまった猛攻は三番大信田の内野強襲ヒットで先制をあげると、大島弟の二塁打で大信田生還の合計2点。
3回も大島弟の2点タイムリー。4回も原田、大島兄、只津、小松のタイムリーで4点。圧巻は5回と6回だった。大島弟のホームラン、原田、大島兄のタイムリーで5点、6回は原田タイムリーと大島兄のホームラン、そして推定飛距離100メートルという大島弟のホームランにフィールド内の全ての選手がただただ打球の行方を追った。
大島弟は最終回にもホームランを放ち、終わってみると46安打23得点の猛攻。
先発小松は3回に球筋が低くなった所を痛打され1点を失うが、次の回に修正してマウンドを降りる。5回から今季初登板の川村がキャッチャーに入った大島兄とのコンビネーションも良く、3イニング0封に斬って取る見事なピッチングを披露した。
守備でもサードの永関、レフトの原田が良い所を見せ、この試合わずか1失点で切り抜けた。
「この試合が公式戦だったら」
たらればは禁句だが、そう思いたくもなる見事な完勝であった。
文責/小松 写真/小松
監督談話/
5年もやっていれば、人が集まるチームやそうでないチームが出てくるのは致し方ないが、どうしても人が集まらないのなら、集まらないチーム同士でESSAの試合だけ連合軍で出るのも選択肢としてありだと思う。
ただ本当の事を言えば年初でみんなで作った日程。いつ試合があるのかあらかじめわかっているだけに、集まらない事を残念に思う。
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