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2007.7.29 先制するも自滅で惜敗。第二試合は豪雨の為中止。
この時点では雨の雰囲気がなかったのですが
先発の志村、立ち上がりは最高の出来だったが
大島弟が先制打を叩き出すが。
トライアウトのレスリー選手がヒット
後期抑えとして期待される原田が登板

ハーフタイムコメント

●じっくり攻めよう
●守備はシンプルに
●ここからが勝負だ、競り負けるな。

コージ・ホマコフヘッドコーチ会見
当初予定は2試合だったので、オーバーワークしないよう指示しました。
その上で途中のシート変更があったのですが、結果としてそこで突き放されてしまいました。
スコア的、天候的にも、残念な結果でしたが、まだシーズン先がありますので、良くなるようにトレーニングしていきたいと思います。

Q4回の継投は予定どおりでしたか?
シートの変更も含めて予定どおりでした。

Q原田投手の印象は?
出来はですね、普通だったと思います。決して期待外れだったということはないです。
ただ、強いて期待料込みで言うと、ストライクゾーンに対するリアクションですね、今日は狭めでしたけれども、その対処、リアクション。
ウチのどの投手にもいえますが、工夫の余地はあると思います。

ゲームレポート
学校が夏休みになり、ほぼ1週間。遅かった梅雨も明けて、太陽が照りつけ、レジャーも陸から水辺へ進攻する季節となったが、ボルメッツはここからが夏本番、
今日の道満、次週の秋ヶ瀬、18日善福寺、25日新小岩と8月もヘヴィーローテーションが待ち受ける。
その入り口となるレンジャース戦、ここのところは、似たようなゲーム展開、具体的にいえばお互い1試合中に何度もビッグイニングが生まれてしまう疲労感たっぷりのゲームが多く、首脳陣も「良い傾向とは思わない」(ホマコフコーチ)と課題として認識しているようなのだが・・・。

さて、やはりというべきか本日も先制して、追いつかれ、突き放されてはすがりつきと、3回までで上に下にと波に揉まれて7対6、1点差ビハインドで4回を迎える。
この時点で雲行きが多少怪しくなっていたものの、2試合目を意識してシートを替えて仕切り直し、さらに流れを引き寄せビックウェーブに乗りたいたいボルメッツ。
そのボルメッツが主導権の舵を握るためにマウンドに送り出したのは、エース小松・・・ではなく頭を高校球児カットでキメた原田であった。
結果から言ってしまえば、ここで引き波に流されて、後は流されるまま、おまけに試合後には強烈な雷雨を喰らい、2試合目まで流される訳だが、この試合実は前述の課題の中に
「審判のジャッジメント」という要素も内包していた。

試合が始まれば、「今日の審判はストライクゾーンが狭い」というのは解る事である。でもそれはあくまでルールの範疇であり両方のチームに降りかかる事でもある。
問題はそこから「どうリアクションしていくのか?」とうところで、星を落としてしまう、また落とさないまでもいらない苦労をしてしまうのではないか?ということである。
このレンジャースという相手にしても、ほぼ互角の相手である。
その相手に何度も同じような試合をしてはいけない。ストライクゾーンが狭いなら、それを逆に利用するような狡猾さが求められるところであるが、そこでただ困って妙手が出ない。
ここからはただ投手は配球に苦しみ、打線は早撃ち。歯がゆいところだがゲームの結末としては妥当な結果だったのかもしれない。

ただ、試合後時間雨量80mm並の雷雨の際のチームリアクションは気持ちいいくらい見事。
ついでに言うとあのドタバタで負けた感触もすっかり消えてしまったのだが次こそはたっぷりと大波を喰らわせてやるのだ。

文責/永関 写真/小松、菊池

監督談話
「夕方天気が荒れるかもしれないと言うことで全員打ちにした。結果的に攻撃が散漫になってしまって流れがグッと引き寄せられなかったのかもしれないが、ひとまず「参加ありき>勝負」のスタンスなので仕方ない。結果として残念な形に終わったが、後期に向けての収穫はあったと思う。ただ各自ポジショニングの確認などやらないといけない。」

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