この日は米軍の南多摩レクリエーション施設で行われているTISL(Tokyo
international softball league)所属の「東京タイガース」との合同練習を秋ヶ瀬公園の第二野球場7番にて行った。
東京タイガースはTISLの日本で言うところの一部リーグに所属する日本人と外国人の混成チーム。TISLは1975年に日本駐在のアメリカ人や大使館員達によって結成されたリーグで1部・2部の合計10チームで構成。現在、日本で行われているスローピッチソフトボールではおそらく最高峰のリーグだと言われている。
練習の最初に行われたフリー打撃では恐るべしTISL外人パワーが炸裂、この日は写真でもわかるぐらいに砂埃がひどく、練習は度々中断。それでもボールが逆風を突いてポンポンと85メートル地点にあるレフトの垣根を越えて、奥の藪へと消えて行く様はすさまじいものがあった。
飛距離では圧倒的に勝ち目がなかったが、この日のボルメッツ選手は東京タイガースに負けじと小技を駆使。特にこのキャンプ絶好調の山口が攻守にキレの良い所を見せ21日のスタメン2番を確約しそうな働きぶりであった。
特に昨年はボブスの逆回転ボールに泣かされて来たボルメッツとしては、TISLの投手を相手に打撃練習出来たのは非常に大きい。
また開幕投手が有力視されている主戦小松は、アメリカ仕込みの変化球を色々教えて貰うなど成果の多い合同練習になった。
練習後半はゲーム形式で練習を行い、21日の開幕戦をベストの形で迎えられそうだ。
と、スポーツ紙風に書いてみたものの、終始笑いと笑顔の絶えない楽しい練習であった。プレーを楽しむという姿勢は技術的なもの以上に学べた一日だったと思う。
(文責:小松)
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