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2008.6.28（青山）
ゲームセットの瞬間まで何が起こるか解らないスリリングな試合展開で、ボルメッツ内では人気カードのレンジャース戦。一昨年の対戦成績は5分、昨年は最終戦で1つ勝ち越したもの毎年五分の対決。
試合はテラダイラ、山口、原田の連続ヒットで満塁に。四番大信田は倒れるもテラダイラが生還、続く藤本のタイムリーなどで4点を先制する。
しかしボルメッツ先発小松がレンジャース主砲シン選手に失投とも言える低い球を投げてしまい、打球は墓の方へ。4対4の同点に追いつかれる。
その後山口、原田のタイムリーで2点を挙げ勝ち越しに成功するも、またもや小松がシン、ハーマンに被弾。その後は本来の嫌なピッチングに戻って0封に抑えるも4回でマウンドを降りた。
特に4回裏満塁とされさがらも、サード山口がライナーを好捕〜冷静にベースを踏んで1人ゲッツーを成功。このプレーは大きい。
このファインプレーで流れを変えたいボルメッツは今季の特徴である中盤の粘りを発揮。5回の表に小松、山口の連続タイムリーで同点に。
5回表は稲ヶ部、さらに今季初出場の羽山のタイムリーで勝ち越しに成功するが、5回からマウンドにあがった小手が珍しい大乱調。守備もまずさもあって1イニング5失点を食らい再逆転を許す。
それでもボルメッツは6回に今日攻守に大活躍の山口がライトにホームランを放ち、1点差に詰め寄る。
最終回2死から稲ヶ部の2塁打、羽山の連続ヒットで同点のチャンスを得るも反撃遅く、最後はタナカが倒れ試合終了となった。
この日は「あと1つ先の塁に進めたのではないか？」という消極的な走塁が目立ち、あと2〜3点は取れたのではないか？と思わせてしまう。
アウトカウントの確認、打球や返球、カットの具合など見極めて、次回は全員が「冷静かつ大胆」な走塁をする事に期待したい。
打つ方では原田が貫禄の4打数4安打、稲ヶ部・山口・羽山が4打数3安打と振れていたのに対して、4番大信田がノーヒット、期待された葛葉・垣内もノーヒットに終わり、繋ぎの悪さを露呈してしまった。
写真：羽山、小松 文責：小松
小松監督の談話：
レンジャース戦は終盤まで必ずもつれるだけに中盤まで粘って、満を辞して小手さんをマウンドに送ったので白星を付けさせてあげたかった。
ウチは年寄りの方が動きがいいってどーゆー事だ？（苦笑）まあ合宿でたっぷり動いて貰うぞ（ベテランはスタミナが切れたりして）
まあ小松も花火師になるし、投球に工夫がない。
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