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2008.6.1

魔の1イニング7失点、連勝ストップ


切り込み隊長に抜擢の川村

2回以外は完璧な内容の藤本 惜しまれる

パンチのある打撃を披露のルーキー垣内

第二試合はレッドアローズとの対戦。
草ファーストピッチではなかなか強豪のチーム。
普段ファーストピッチなだけにスローピッチではどうか?と思われた試合、やはり初回は相手投手が山なり投球に慣れずに制球に苦しみ四球がらみで1点を先制する。
さらなる追加点を期待したがクリーンアップが不発に終わり1点のみ。

すると2回にレッドアローズが持ち前の試合巧者ぶりを発揮。徹底的にセンター返しで先発藤本を攻め立て、果敢な走塁とボルメッツのまずい守備も絡んで一挙に7失点。
ベースカバーを巡ってベンチ内で熱い話し合いをはじめる事態となる位に「やられた」2回の7失点だった。

相手投手もスローピッチの投球に慣れると、次第に持ち前のセンスを生かしたピッチングでボルメッツ打線を翻弄。

4回にテラダイラの3塁打を垣内の犠飛で1点を返すのがやっと。5回、6回は3者凡退。
レッドアローズの堅実な守備もとても良かった。

守備ではファーストのマツナガと原田が巧守でチームを盛り立て、センターのテラダイラもセンスの良さを発揮したボルメッツは3回以降レッドアローズ打線を1失点に抑えただけに、2回の7失点が本当に悔やまれる試合となった。

これでボルメッツは開幕から続けて来た連勝記録を8でストップする事となった。

「その日集まったメンバーがベストオーダー」という事情と、ひとまず個人の欲求も組み込むポジション決定方法故に、細かいところを言ってもキリがないが、この試合惜しいのはベースを空けてしまう事が目立ったのと、またそれをカバーしようとして本来入るべきでない野手がカヴァーに入る事でさらに穴が大きくなった事。

外野からの返球にも粗さが目立ち、夏季キャンプは意識改革を含めた課題克服の内容になりそうだが、逆に言えば「よりゲームを楽しむための余地がある」という事で捉えた方が前向きであり楽しいはずだと思う。

進歩しようという気持ちと考える頭があれば、こんなに面白いスポーツは他にない。

文責・写真/小松

監督談話/
連勝ストップ?まあ今までが出来すぎだったんだよ。丁度良い課題が出てきたから、これは夏季キャンプで修正して行きたい。

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