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ついこの前値下がりしたガソリンが、また値上がり。
だからと言ってレジャーを楽しむ方々の辞書に「出控える」と言う文字など、在ろうはずが無いのが常である。
ご多分に漏れず埼玉県戸田市の彩湖道満グリーンパークも、無料バーベキュー場で炭火を起こして「外で食べるご飯は美味しいね」などと、昼前から呆れるほどの混雑振りで賑わっていた。
一方で私たち有料施設利用者は駐車場にすら入れず、駐車場係員の誘導もチンプンカンプンで振り回され、結局試合開始を遅らせる事態に。
おーい！蕨警察署！
飲酒運転していないか、早く取り締まってください！
そうすればだいぶ早く帰ってくれるのに・・・。(^^；)
さて、全体のスケジュールが押せ押せになってしまったが、こんな駐車場の混雑でもなんとか予定された３試合を消化できたＥＳＳＡ第２節。
前節で証明されたが、対戦相手との力量はもはや無いようなもの。展開を上手く味方につけた方が試合を優位に進めるだけに、ボルメッツにとってはいつも以上に丁寧なプレーを心がけて行きたい所だ。
この日の第１試合は日暮里埼京連合軍を相手に、初回から主導権をガッチリと握る。
先攻のボルメッツは１アウトから、山口選手会長が四球で出塁。すると打撃好調の原田がヒットで続き、こちらも打撃好調の宇野がタイムリーで先制。
続くトライアウト参加のカナズミが、センター方向に鋭く２点タイムリーを放ってリードを拡げる。このあと２アウトから大信田、トライアウト参加のカキウチが連続タイムリー。初回から５点をもぎ取る。
守備でも主導権をガッチリと握りたいところ。先発の小松は立ち上がりからテンポの良い投球。加えて先ほどチャンスメイクした原田が、いつものように軽快なグラブ捌きで小松を守り立てる。初回にランナーは背負うものの、原田がショートゴロを３つ捌いて完全に流れを引き寄せた。
こうなると打線もノリノリ。２回には志村と原田を塁上に置いて、２アウトながら宇野のタイムリーと相手のエラーで２点追加。４回には小室にタイムリーが飛び出しさらに１点追加。中盤で８点のリード。
２回以降も小松がしっかりと相手を封じる見事な投球。ピンチらしいピンチもなく、落ち着きはらった投球術で交わして得点を許さない完璧さ。
こうなると終盤に得点が取れるかどうかが課題に。しかしそれも今日のボルメッツは容易くクリア。５回には満塁から山口が押し出しを選んで１点追加すると、続く原田が走者一掃の３点タイムリー。このあとトライアウト参加のカナズミが内野ゴロに倒れる間に原田が生還。
さらにこのあとも藤本が四球を選んでチャンスを拡げ、小室に２打席連続のタイムリーが飛び出せば、続く大信田にもタイムリー。この回一気に７点追加、試合を決めた。
最終回にも先頭の川村が２塁打で出塁すると、原田の内野ゴロの間に生還して１点追加。
リードを16点に拡げ、小松は完封目指して最終回のマウンドへ。
ところが最終盤、連合軍に目の覚めるような連続攻撃を仕掛けられ２点を返される。最後はキッチリと打ち取って完投勝利となったが、小松−小室のバッテリーは「完封出来たかもね」と、詰めの甘さを少しだけ悔やんでいたようだった。
文責／志村 写真／小松、志村
監督談話／
課題だった中盤の得点が出来るようになったのは大きい。ショート原田・4番宇野の仕事ぶりは相変わらず完璧。最終回の小松はもう少し配球に工夫が必要だった。
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