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2007.9.16 只津、大島兄「OT砲」で、互角勝負のレンジャースに快勝
一試合目と打って変わって好投の志村
米谷の空いた穴を充分すぎる程埋めた原田
昨日に引き続きSFで絶好調の宇野

急激に暑くなった道満。
となりでイースタンが行われていたのもあって、飲み物の自販器が軒並みソールドアウト。
1試合目が終わった瞬間に買いに走る数名。
この判断が2試合目の勝利をより確実なものにしようとは・・・?
試合は序盤からボルメッツがリードし、3回と4回の集中攻撃で突き放し14-2とRangersに快勝。
各選手にスポットをあてて試合を振り返ってみましょうか。

★1番3B・倉岡
人数不足気味のボルメッツに喝を入れるべく今季休団中ながらも助っ人参加。
先ほどの1試合目ではツーベースになる当たりを、表面だけがぬかるんだグラウンドに足を滑らせてしまってシングルヒットにしてしまう珍プレーがあったが、この試合は汚名返上・名誉挽回とばかりに、尻上がりに調子を上げて3打数2安打。
しかも!試合の先頭打者で打ち取られたり、目の前のベースを踏まずにダブルプレーを取り損ねるなど、勝ちゲームならではの「倉岡劇場」がこの試合で開演!
もう、見どころ満載!(ちなみに俗に言う「ボーンヘッド」とは、全くの別物ですよ〜^_^;)
オイシイ場面はやはり、倉岡選手の為にある模様。

★2番2B・只津
「セカンド・モリミチ」と言う語呂合わせだけで、かつて中日で活躍した名二塁手にダブらせてしまうのだが、この試合はセカンドの守備よりもバッティングで魅せてくれました。
4回の第3打席。強風が吹く中、ボルメッツ内の最軽量バット(川村選手所有)で、空気を切り裂く弾丸ライナー。
これがまた伸びる伸びる。打球はパイロンを越えてツーランホームラン。
ファーストを回ったところでジャンプしてガッツポーズ。嬉しさを大爆発させました!スイングのパワフルさを考えれば飛距離は納得するのですが、やはり「あのバットであの当たりをするとは・・・」と、対戦相手よりも味方の度肝を抜いておりました。

★3番LF・大島兄
初回に先制のソロアーチ、3回には満塁で2打席連続のホームラン。
相手が警戒する中でもしっかりと3得点の5安打。
中盤以降バッティングが繋がったのは、いつも熱心に大島選手がアドバイスしているのがこの試合も生きたからでしょう。まさに精神的支柱。

★4番1B・菊池
チームの戦略上、この試合は4番に抜擢された菊池選手。
打線の核として期待されるだけの最近の好調さが、この試合に限っては一旦小休止。それでもバッティングの際にボールをしっかりと見ようと心がけ、1球1球に対峙する姿勢が、個人成績の数字以上に相手に与える衝撃がある。
残すシーズン、鋭い打球が容赦なくグランドの空気を切り裂くとき、ボルメッツの攻撃はさらなる進化を遂げるだろう。

★5番SS・原田
何回も対戦してくると、ハラの読みあい探りあいでもしているような対戦がある。
相手投手にとっては一番出したくない打者、一番好きなようにさせたくない打者。それは相手も解っているが、相手の策の一枚上を行くのがこの人。
ひと頃に比べると若干躊躇う様な素振りがあるが、これからも考えもつかないようなビックプレーで勝利をもたらしそうな調子の良さを随所に見せてくれました。
相手チームの徹底した研究をどう交わして行けるかが、今季終盤の大きなポイントになりそうです。

★6番C・大信田
豪快な打棒はこの試合影を潜めてしまったが、采配の妙はそれを見越しての事か?
第1試合でKOされた投手を見事に立て直し、強気に引っ張ったリードも冴え渡っていたのが特筆モノ。
的確な指示をイニング間にして、投手に崩れるキッカケを与えさせなかったのが功を奏した。

★7番CF・遠藤寿
第1打席で勝ち越しタイムリー。4回の第2打席は先頭打者でヒットを放ち出塁・・・と、バッティングでの貢献もさることながら、外野の奥深くへ飛んでいく打球に対してポジショニングの良さを魅せた守備も貢献度大。
SFや外野陣とのコンビネーションも見事。身体に堪えるような暑い日に、ひと際プレーが光りました。

★8番RF・川村
さすがはボルメッツが誇るスーパー・ユーリティープレイヤー。鋭い振りに広い守備範囲。
この試合も決して強引に引っ張らず、バットを自然に振りぬく巧打が炸裂。チャンスをお膳立てした2安打はフォア・ザ・チームの精神そのものと言っても良いでしょう。年間通して勝利への貢献度が高い川村選手、いよいよシーズン終盤の正念場に向けて、そのプレーに注目です!

★9番SF・宇野
相手打者がどんな打球を打ってくるのか、事前に解っているかの様な位置取りから、ヒットをアウトに繋げてしまうSF冥利に尽きる好守備を連発。この試合も勝利に大きく貢献した。
内外野の中継プレー時でも、周囲の状況判断に抜群の集中力を発揮。その先の一手を的確に打てるのが宇野選手ならでは。

★10番EH・小松
打つ方では満足行く結果が出せなかったが、ベンチで見えない部分を支えてチームを盛り上げていくと言う大きな役割を果たした。
身重で試合に出る事が出来ないSATON選手の考え出したオーダーを採用し、これが見事に勝利に繋がったのだが、それも小松選手の日頃からの「お互いがお互いを楽しませる環境作り」があってこそかと。

★11番P・志村
試合前に真っ先に自販機に向かい「いちかばちか、秘密兵器を導入してみます」と訳の解らない事を言っていたが、結果だけ見ればその決断は正解だった模様。
際どいコースをしっかりと攻めると、吹く風と対戦相手の打ち気を上手く使って、のらりくらりと交わして2失点完投。
勝ち試合の典型パターンなのか、打つ方は相変わらずサッパリ。それだけ集中で
きているなら、本当に先ほどの崩壊ぶりは何だったのだろうか?・・・説明できないな〜(^^;)

●全体を通して
この試合でもそうだが、Rangersとの対戦では如何に主導権を取るかがカギになる。
これまでの対戦では、大抵の試合においてボルメッツが握っているようにも思う。
しかし、いつでもどこからでもRangersの打線は突如繋がりだす。
そこをどうやって抑えていくかが、今後の試合ではさらに重要になってきそうだ。
試合終盤までに仮にリードを取っても、決してそこで試合の流れどおりに行かないのが、この競技、このカードの醍醐味でもある。
今回は一方的にリードを広げ、試合の流れをガッシリとつかんだままだった。
こう言う展開はむしろ稀だと言って良いだろう。
一つ一つのプレーを、丁寧に。確実にアウトを取り、時には果敢に挑む。
この試合のような試合運びが出来ると、ビール掛けの輪が出来るのも、より現実味を帯びくるのではないだろうか。
そんな思いにさせてくれるような一戦だった。。

文責/志村 写真/小松

監督談話/「レンジャース戦は終盤に何が起こるかわからないけど、最後まで主導権を握ったまま勝利出来た事は大きい。志村は一試合目を引きずらずに良く投げた。遠藤寿、原田、宇野の守備が志村の好投を引き立てたのも大きい。このそつのなさがボルメッツなんだよ。」

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